2007年11月26日月曜日

本当はどうなの?① - 地球温暖化で寒い冬!

今年の夏はとてつもなく暑くて、地球温暖化という単語が実感として感じられたけど、今度は一転して寒い冬になるらしい。実際先週は結構寒かったし「11月としては観測史上最大の積雪」を観測した地点もある。2年前の冬も12月は強烈に寒くてあちこちで大雪の記録が打ち立てられた。これで本当に温暖化?って言いたくなるのは多分私一人だろうが、実は私、温暖化、温暖化と言ってわかったような気になっている世間の風潮を快く思っていない人間です。

温暖化が進行しているのは間違いのない事実だし、環境対策はむしろ日本が強みを発揮できる分野の一つとして大いに応援するのだが、ここのところの“異常気象”と温暖化を混同してわかったように語る人々には違和感を覚える。(かくいう私こそ、高校のころ“気象”に凝ってた時期があったので、人より少しはわかっているつもり。)

温暖化と言うのは10年とか20年の長いスパンで見たときに平均気温がコンマ何度上がっているというレベルの話で、氷河が減少しているとか台風が巨大化している、というのならわかるが、単に冬が暖かい、あるいは夏が暑いからといって温暖化だ、というのは的外れだ。例えば東京など都市部で冬の気温が高いのは、都市化現象=ヒートアイランド現象によるもので地球温暖化とは関係ない。さらに、猛暑や大雪など最近の“異常気象”はエルニーニョ現象やラニャーナ現象が原因で、これらが地球温暖化と関連あるかどうかはわかっていない。(8月9日日経新聞による。)異常気象=地球温暖化とは言い切れないのだ。

そもそもエルニーニョ現象だって今に始まったことじゃないかもしれない。その存在は観測衛星が海面の温度分布をとらえて初めて知り得たものだ。もしかしたら五十年前にも百年前にも、千年の昔でも存在した現象かもしれないじゃないか。ただつい最近までそれを観測できなかっただけだ。(望遠鏡の進化とともに宇宙への理解が深まったようなもの!?)

かつて私が学生の頃、教授がとぼけて言っていたのを思い出す。「自分が学校に通ってた頃は、50年後には地球は氷河期に入るって本気で心配したものだ。それが今じゃ温暖化一色。本当はどうなのかよくわからん。」
そう、「本当はどうなの?」と疑問を持たないと周囲に流されてしまう。

決まり文句を並べて分かったような気になるのは心地よいものだ。でもそこで思考が停止してしまうと本物を知ることなく終わってしまう。
常に“本当?”を考えられる器用な人間でありたいものだ。

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